なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

3月スタート

一通り近況を書き終えました。

古いお話にお付き合いありがとうございました。

すでに3月に入っているので出来る限り最新の情報をお届けしようと思います。


まずは、明日広島で移動水族館をします。
私はお留守番です。
水族館の仲間たちが快適に過ごせるよう、そしてお客さんに満足してもらえるようお出迎えします。

なのでUさんに一人で行ってもらいます。
あと強力スケッターとして以前水族館で受付アルバイトをしてくれていた子に現地合流でお願いしました。

すでにUさんは出発し明日に備えるようです。
関東、東北と行って夜遅くに島に帰ったばかりなのにまた広島でお泊りです。
ごくろうさん、という感じですね。
私は自分の布団でヌクヌク寝ます。

生き物、スケッター、Uさんで頑張っていただきたいです。


話は変わってもう一つ。
先日「甲羅がついた生き物がおる」と問合せがありました。
甲羅?カメやん?

と思いましたが、急いで頂きに行くと…
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ウニの仲間のブンブクさんでした。

甲羅?(笑)と思いましたがもちろんいただきました。
「けっこう大きいサイズですね!でも頭が少し剥げているのであまり長く生かせられないかもしれません」
と言うと
「そりゃ、おっさんってことか!!わしと一緒や」
と自分の頭をなでながら言われてしましました。

私は否定できずアハハと笑う事しかできませんでした。

ブンブクってウニだけど、私が生まれた群馬ではカルタに出てきた気がまします。
群馬には上毛かるたというのがあり、誰もがやる真剣な遊びだそうです。
私は幼稚園の頃しかいなかったのであまり覚えてませんが、姉はいまだにけっこう覚えているそうです。
私はツル舞う形の群馬県とネギとこんにゃく下仁田名産、だけ思えています。
でもその中にぶんぶくちゃがまというフレーズがあり、タヌキのイラストだった記憶が残ってます。

なんとなくウニのブンブクを知った時タヌキが頭から離れなかったのはそのせいだったのかと、ふと気づきました。
本来は分福茶釜と書いくことわざがあるようですね。

どこからウニの方のブンブクも来ているのかは分かりませんが、同じ日本語なのに全く別の意味で不思議ですね。

実はこの大きなブンブク以外にももう1匹頂いたのですが、そちらは状態もよかったので元気に生きてくれそうです。

漁師さんからたまに連絡が来ますが、どんな生き物が来るのかいつもワクワクします。

今回も珍しいのじゃなかったか…としょんぼりされてしまいましたが、別にこちらとしてはどんな生き物であれ貴重で大切なものには変わりないので、いつでもどこでもありがたく頂きます。
ブンブクもありがとうございました。



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家に戻るとこの状態でした。

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どうやってここに入ったか分かりませんがとても気持ちよさそうでよかったです。
私の万年床には意味があるんだな。



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27日の出来事

前回の続きその2です。

1時30に港に着で14時に式典開催です。

港から水族館までは約30分弱。
車をぶっ飛ばして、水族館に戻りました。

無事間に合い、「なぎさ水族館開館して80万人突破記念」スタートです。

とはいえこれはなぎさを運営しているNPOがやるようだったので私たちは遠くから見守り隊でした。

でも着いたら偉い人達はそろっているのに、記念品やくす玉などの準備がまだできていませんでした。
やはり我々飼育員の力が必要なのでしょう。
しょうがないなぁ。
記念すべく80万人目の方が来る前に慌ててくす玉を水族館入口まで運び、記念品やお花も表に出して準備完了。
式典もスタートです。

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記念すべく80万人目のご家族は島出てすぐにある柳井市の方だったそうです。
ありがとうございます。

準備のわりに式典は短い時間でしたが、無事終わったそうです。

平成の始まりとともにスタートしたらしいなぎさもかれこれ80万人という沢山の方々に来ていただきました。
何度も来てくれる人もいれば、フラッと遊びに来てくれた人、学校行事で来てくれる人…気づけば80万人。

お客さんだけでなく、指定管理のため数年ごとに変わる運営者。
そのためこれまで携わったスタッフも沢山います。

最初の方は私もほとんど知らないのですがいろいろ、本当にいろいろあって今のなぎさがあるのだと思います。
ほんの一部しか働いてないはずの私ですらいろんなことがあったのですから。

でも多くの方々が来てくれるから今もなぎさがあるのだと思います。
たかが210円(大人)の入館料ですよ。オープンしてからも10円しか値上げしてないんですよ。
そんな小さな施設が今もあるのは本当に多くの方々がいてからこその今だと思います。

今後も85万人、90万人、100万人…と続けられるようこれからも頑張りたいと思います。


これからもなぎさをよろしくお願いします。

記念のお花は島内のバラ園から80本準備してもらいました。

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またくす玉も観光協会さんからお借りしました。
記念品を入れるトートバックはUさんが急いでデザインしました。
皆様、ご協力ありがとうございます。


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27日の出来事

その1。

27日は朝6時30分から始まりました。
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朝水族館の開館作業だけを終わらせて急いで土居という地区の港へ向かいました。

8時出発の船に乗りさらに離島の浮島という所へ向かいます。
以前もお邪魔したのですが、
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(水槽のお話をさせていただきました。こんな立派な水槽が玄関にありました)

今回は発表会にお呼ばれしていただきました。

全校生徒12人の小学校です。
学年ことに各々の発表がありました。
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(最初は1,2年生の部です)

3.4年生の発表では途中私たちの出番もありました。
実は招待された際、一つクイズを考えといて下さい、と言われていました。

いくつか考えましたが、浮島という島はイリコの産地という所には私はひらめきました。

Facebookにもアップしましたが、
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いくつかの海産物で出汁をとり、その中にイリコ出汁も入れて生徒さんたちに当ててもらうことにしました。
私は浮島の方たちは地元をこよなく愛しているイメージがありました。
なので地元産のいりこ出汁クイズにしました。

前日に我が家にあった昆布とカツオ節、あと市販の顆粒出汁を鍋でそれぞれ沸かしたり、漬けたりしました。
あと問題のイリコ本体はいくつかの店で探したのですが見つからず、前日の昼休憩にオイシイフーズさんという浮島のものを多く販売している業者さんの事務所に押しかけてみました。
そしたら事情を話した所、無償でビニール袋一杯に分けてくれました。
ありがとうございます。

当日、数分間の出番でしたが、生徒さんたちはほぼみなさん正解してました。
さすがですね。

プログラムにも書いてなかったので我々の出番はいつどのようにくるか分からなかったので最初はずっと緊張していましたが、無事終えてあとはゆっくり発表を見る事ができました。

この日はだたでさえ少ない生徒さんなのに急遽欠席もいたらしく先生も参加していました。
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小学校の先生ってすごいですね。
ホント尊敬しました。
私の小学校の先生はどんなだったかなぁ。。

3時間ほどでしたが、生徒、先生、保護者、学校全体でやっている感じがしてとても楽しかったです。
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最後は地元のえびす舞というものを披露してくれました。

発表会なんていつぶりに見ただろう、って感じでしたが忘かけていたあの頃の気持ちが少し蘇ってきました。

ここまでが発表会の話です。

その後お昼間までごちそうになり、1時30分くらいにいつもの島に戻ってしました。
次は水族館のイベント。
「なぎさ水族館開館して80万人突破記念」
少し長くなってしまったので次にします。



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ここ最近のいろいろ

いやぁ、寒いですね。
車のモニターに-1℃なんて数字初めて見ました。

雪は降らないものの東北の実家を思い出すほどです。

昨晩寝ている時、寒いにもほどがあると思うくらい寒くて夜中眠れなくなったので起きたら、掛け布団をいりこが全部使っていて私には半分くらいしかかかっていませんでした。
そりゃ寒いわな。

水が復旧してからは、平和だけど、いつまたそんな時がきたら…との不安が半々くらいで暮らしています。

とはいえFacebookにも書いたのであまりふれませんでしたが,
初めての夜間採集にいったり、
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(フグが沢山。懐中電灯の灯りによってくるようです)

夕方のニュースに出たり、
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(白いナマコについて)

月一サンプリングに行ったり
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(めちゃくちゃ寒かったのでしもやけ決定です)

母校にクラゲ送ったり
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そこそこアクティブに活動していました。

その他にも
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新たな挑戦をしようとしていたり

愛嬌たっぷりのカイカムリが脱皮してさらに可愛さが増していたり
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充実しています。

あと、これはまだやっていないイベントですが、27日の土曜日に「なぎさ水族館来場者数80万人突破」もあります。
どなたかわかりませんが、飼育員としては記念すべき方にちょっとした記念品を準備しました。

ちなみにその日の午前中は飼育員2人で朝から離島の離島である浮島という所にお邪魔してきます。
小学校の発表会に呼んでいただいたので行ってまいります。

終わったら急いで「なぎさ水族館来場者数80万人突破」に向かいます。

やるべきことは沢山あるけどいかにスムーズに出来るかどうかが問題です。

次の日の28日にはこぶ平の命日であり、水族館の慰霊祭と称した日でもあります。
私は急きょ参加できなくなってしまいましたが、事前に花を準備しとく予定です。

1月は大きなイベントもないと余裕こいてましたが、なんだかんだで月日が過ぎ気がつけば2月になりそうです。




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ここはいりこのうちです。お客様。

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無事復旧しました

ついに!
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水が出ました!

予定では昨日の夕方くらいに復旧するはずだったのですが、ここは島の端っこ。
水が来るまでに時間がかかったようです。

昨日の午後は何度も水道の蛇口をひねりましたが、音すらしませんでした。

閉館作業の際、全ての水槽の残餌と💩をとるため、網を使用するのですが、そのつど水で洗います。
出来ればその時までに水が出て欲しかったけど諦めました。

ゆすいだり、洗ったりと何をするにも水が必要です。
最低限のことしか作業が出来ないので昨日も早めに仕事を終えました。

そして、家について蛇口をひねると…
チョロチョロでしたが、待ちに待った水が出てきました。

感動の再会でした。

ちなみに各地域でかなり差があるようで、水族館がある地区は今朝復旧したようです。
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水って当たり前にありますが、本当に必需品ということが改めて分かりました。

トイレから出たら手洗い、一つの作業ごとに手洗い、台布巾を使うにも水、料理するにも水、少しだったとしてもいろんな時に使用していました。
特に水洗トイレは一度に使用する水の量がすごく多くて勉強になりました。
タンクの水はけっこうの量が必要なのに2回分もないんですよ。

そのせいで昨日来てくださった客さんにはすごくご迷惑おかけしました。
申し訳ありません。

でも無事復旧して本当によかったです。
工事の業者さんには直接お礼を言いたいくらいでした。
また県内から来られた給水車の方は、寒い中朝7時から夜の8時までずっと外で待機してくれてました。
本土からここの端っこまでは1時間以上あるんですよ。
来るだけでも大変なのに、ほんとうに感謝感謝感謝感謝でしかないです。
近所に給水車が来ていたのでなにか温かいものでも持っていこうかとおもいましたが、人と接するのが苦手な私は、そんな勇気もなくただ周辺をウロチョロして微笑みながら会釈して終わりました。
しかも毎日。
向こうからしたら気持ち悪い住民に思われたかもしれませんが、私が出来るほんの気持ちです。

ちなみにほぼ復旧しましたが、地域によってはまだ完全ではないらしく今日も給水車が来てくれています。

今回の経験を教訓ということにして、なぎさにとっても無駄にならないよう今後のためにしていきたいと思います。

その他にも温泉を無料にしてくれた施設や知らない所で迅速に動いて下さった全ての方々に私から厚く御礼申し上げます。
別に偉いわけでも何の権力もないただの一般の住民なんですがね。
ほんとうにありがとうございました。


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食事だけは確保するよう指令を受けました。




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