なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

先日大学時代1つ上の先輩でもあり、4月からなぎさで一緒に働く予定だった方が津波により亡くなりました。

毎日安否情報をネットで調べ電話をかけ続けました。

約1週間連絡がないため、普通だったら少し可能性が低くなるけれど、潜ることが大好きで野性的な先輩だったし、携帯も電源が入りませんと言うアナウンスじゃなかったので絶対無事!
きっといつもみたいに、よしえちゃん(ちなみに私の名前はよしえではありません)?無事だったよー
って電話がかかるのを待っていました。

しかし結果は一番聞きたくない内容でした。
でもどこかでやっといたんだぁと安心もしました。

今月末には島にきて、一緒に働くはずだった先輩。

野鳥が好きだったので私も野鳥を教えてもらおう。私と違って魚に詳しいから沢山教えてもらおう。
先輩が実家などでいない時は先輩が飼っている変なペットの面倒は私がみよう。
ダイビング出来るからアワサンゴの様子を見てもらおう。素潜り好きみたいだから沢山潜って生物採取したり
大島の綺麗な海をみてもらおう。
先輩にとっていいことはあまりないけれど、その他にもやってもらいたいこと教えてもらいたいことが沢山ありました。


今までほとんど1人だった私は、知り合いでしかも頼れる先輩が来て一緒に働くことをとても楽しみにしていました。もう1人なんかじゃなぁい♪と思っていました。

もう一緒に働けないと思うととても残念です。しかし、大学時代先輩と親しかった私の同期は、先輩は湿っぽいことが嫌いだし、自分のせいでみんなが暗くなってしまうのはきっと嫌がるから、先輩の分まで前向きに生きようと言っていました。
なるほど、私がめそめそしてたらきっと笑われます。
だから先輩のやりたかったこと全部奪ってしまおうと思います。
そして関係ないけど先輩が研究していたカサゴについて私ももっと勉強しようと思います。

先輩がいた陸前高田市は今まであまり知られてなかったのに、この災害でたくさんの方が知ったとおもいます。
映像で見る限りぐちゃぐちゃですが海も川も山もありすごく良い町です。
出来る限り早くもとの町にもどることを祈ります。

陸前高田以外にも多くの方が被災され多くの物が壊れました。
みなさんが一刻も早くもとの暮らしに戻れますように・・・

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