なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

前回の続き

福岡からの修学旅行生とのシーグラス体験の次の日はお魚の解剖授業を行いました。

8月にも来てくださった広島からの生徒さん20名ほどです。
一週間ほど前に急きょ決まった企画でしたが、地元の漁師さんのご協力もあり、状態の良い魚を準備することができました。
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この中から自分の好きな魚を1つ選んでもらい、魚の体についていろいろと学んでもらいました。

まず最初に魚の同定をします。
Uさんの持っていた魚類検索図鑑を前日にコンビニでコピーし、それを使って魚の名前を調べます。

タイはタイでもチダイとマダイがいたり
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ムラソイとヨロイメバルがいたり、アナゴと呼んでいるものは本来マアナゴだったり、見た目は似ているけど、ひれの数、棘の数、などで種類が異なる、ということを知ってもらえたかなぁと思います。
ちなみに私は大学時代この授業でほぼ全種類間違えていました。
でも今回は偉そうに先生と呼ばれながら知ったような口を聞いてきました。

自分で選んだ魚の名前が分かったら今度はスケッチです。
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みんなスラスラ書いていき、しかもとても上手でした。
中学生や高校生には思えません。
ちなみに私が大学の時は一生懸命書いたスケッチに対し添削してもらったら、「ていねいに」と一言書かれました。
ものすごい時間かけて書いたのになぁ・・・

全体のスケッチが終わったら次は内臓の観察です。
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お腹部分を切り、体の構造や作りを調べます。

ここでもJKたち、どんどんとお腹を切り裂き、内部の確認をしています。
「うえーーー」とか「生ぐさーーー」とか「きもーーーい」とかの言葉はなく黙々と作業をしていました。
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魚によって内臓の場所や違いを比較しながら観察します。
ちなみに私は内臓の名前のような漢字が多いのは苦手なのでほぼUさんが先生ちっくに教えていました。
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一通り授業的なことを終わらせましたが、とても意欲的なJK、JC、耳石や鱗の模様、
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さらにさわらについていた寄生虫「アニサキス」などにとても興味を持ってくれました。

お昼から15時くらいまでの予定だったのですが、私は絶対そんなにかからないと思っていました。
しかし生徒さんがすごく熱心で質問もたくさんしてくださったので終わったのが16時過ぎでした。

実は今回の授業は以前からやってみたかったんです。
ただ、魚の入手方法だったり、環境だったりの条件が整はないと難しいことです。

私たちの課題もまた見つかりましたが、貴重な経験をさせて下さった広島の学校、またこの機会を下さったミクロ生物館の方、ありがとうございます。
私は全然知識も力もありませんでしたが、力若い子たちに少しでも魚について興味も持ってもらい知ってもらえたかなぁと思います。


ホタコはうちの巨漢と違って島っ子らしく新鮮な魚が大好きです。
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漁師さんから食用のお魚を頂くと、三切れほど分けてあげます。
これはウマヅラハギのお刺身。
床をベトベトにしてクチャクチャ食べて満足しています。


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