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なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

今月のトラブル、久しぶりのトラブル

夏野菜の季節になりました。
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時期になると買い出しにいかなくていいんじゃないかってくらい沢山野菜をいただきます。
毎日お昼と夜にはひたすらキュウリを食べてます。
キュウリが特別好きだった記憶はないのに今では食卓にキュウリがないと心の余裕がなくなりそうです。
あとはナスにトマトにピーマンにお豆。
私の数年前に買ったお気に入りの冷蔵庫の野菜室が一番満タンになる季節です。

あとは魚もたまにいただきます。
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タイ。

毎日暑くて一日終わるころにはいりことゴロゴロ以外何もしたくなくなりますが沢山の食べ物に囲まれてなんとか生きてます。


本題。
今月初めの事でUさんがフェイスブックにも書いてますがもっと詳細を聞いてください。

先月末にすごい雨が降りました。
水族館手前の道は山側が少し崩れるくらい不安定な日でした。
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嵐の後ってすごい晴れるんですよね。
翌日は大雨がなかったかのように快晴になりました。

停電もあったけどトラブルなかったし、道は一部崩れたけど封鎖されてないし、何より水族館の生き物も我が家のいりこさんも無事だったので一安心しました。

通常運行になったなぎさ。
そして私の休日。
暑くて家にいてもしんどいし近所に住む陸奥子さんは窓ガラス越しにバテテそうなシルエットが見えたので「海水浴場に行って水着のギャルと一緒に泳ごう!」
とひらめき陸奥子を車に乗せて海へ向かいました。
向かう途中、いや家出て数百メートルくらいしか進んでない所でUさんから電話がきました。

「以前急にポンプが停まった時原因は何だったか?」
と。その時は嵐でポンプの電源がある部分の扉が開いてしまい漏電なのかブレーカーごと落ちたんでした。
それを伝えると「今ポンプが急に止まったんだけどポンプのブレーカーも落ちてて戻らないんだよ!」と言われました。
そのまま少し思い当たる原因はないかと数秒間沈黙のまま考えていたら、
「分からなかったらいい!」と言われてそのまま電話が切れました。
大丈夫かなぁと再度電話をかけたら「電気屋に電話してもつながらないから家に行ってピンポン鳴らしてくれ!お前が出来るのはそれくらいだろ!」と言いつつ再び電話が切れました。
日曜日なのにいいんでしょうか?とも聞きましたがしょうがないからそんなこと言ってられないだろ、と言われたので小さくなりつつ島の電気屋さん宅に行き呼び鈴を鳴らしました。
が、車もないし留守っぽかったので水族館が心配だったこともありそのまま海水浴場ではなく水族館に向かいました。
海気分にさせてしまった彼女には謝ってそのままUさん宅に帰宅してもらいました。

水族館に到着してポンプを確認したら当たり前ですが確かに電源が入りません。
ブレーカーも落ちたまま。

原因は分からないけれど多分数日前の大雨で電源とかではなくポンプにつながるどこかのケーブル部分の漏電ではないだろうかと思いました。
ポンプ以外はブレーカーも電気も大丈夫だったので。

幸いなのか最悪なのか分かりませんが電気はあるので館内の水槽側はどうにかなります。
ただ24時間常時海水が出入りしているタッチングプールが問題です。

よりによって日曜日の午後。
お客さんでにぎわうタッチングプール。
直ちにエアレーションを入れあとはどうやって海水を確保するか。
結論。。。
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水族館にあるあらゆるホースをかき集めてつないで直接海から水中ポンプを使用しくみ上げる。
原始的ではありますが簡単です。
ピりついたUさんにビビりながらそして心配しながら受付スタッフも手伝ってくれました。
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15時くらいに私がなぎさに行って作業すること3時間。
諸々あって無事海水がタッチングプールに届きました。
ホッとしたものの水が弱くてある程度減ってしまっていた海水を補うにはまぁまぁの時間がかかりそうでした。
結局最終対策の人力登場。
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軽トラにタライを乗せ水族館下の海からバケツリレー。
フェイスブックにはUさんがチャラヘッチャラとか陽気に書いてましたが実際はめちゃくちゃ機嫌悪くて背後から蹴飛ばそうと思ったくらい鬱陶しかったです。
というのは私の本音ですが10往復くらいしたら無事タッチングプールに海水が確保できたので安心しました。
20時過ぎくらいに一通り解決してその日は終わることにしました。
といっても海水の入れ替わりがないので一応日付の替わる0時と朝の6時に様子を見に行きました。
次の日の朝、タッチのみんなの呼吸も落ち着いていたのでよかったです。

あとは電気屋さんが来てくれるのを待つのみです。
ちなみに狭い世界の島は受付スタッフが電気屋さん個人とも知り合いなので事前に話をしてくれていたので朝一に来てもらうことができました。
電気屋さんに見てもらったら予想通りでケーブルの一部が漏電してたらしいです。
「この黄色の部分が漏電だよ」と教えてくれましたが我々では対処できない部分でした。

すぐに応急処置をしてくれたのでポンプが停まった24時間後にはポンプの電源を入れることが出来て無事電気が戻って来てました。

館内全体にはもちろんですが特にタッチングプールにいる仲間たちにとっては命の海水なので水が出てきた時は感動しました。
いつも当たり前に海水があると思っちゃいけないですね。
数年前に島全体が40日間断水した時も当たり前にあった水が当たり前じゃないと気づかされましたが海水も同じですね。

時間にしたら24時間くらいでしたがとても緊張した時間でした。
みんなが無事でよかったです。
そして電気屋さんありがとう!と思いました。
そして連絡してくれてた受付スタッフやその日受付だったスタッフ、そして現場リーダーにも慣れないことのはずなのにみんなに手伝ってもらいました。
ありがとうございます。

こんな経験出来ればしたくないですが貴重な経験で今後何か役に立てる時が来るのか謎ですが次があれば生かしたいと思います。

一旦作業を抜けて彼女のお散歩に行きました。
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海で海水浴の予定がだいぶ変わってしまってごめんよ。





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