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なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

完全プライベート情報

5月28日は何の日か分かりますか?

正解は「いりこと運命の出会い記念日」です。
しかも今年は記念すべき10周年。

このセンター分けおじさん、髪のセットや毛並みには意識高い系なのであまり見えないと言われますが実は初老に近い中年です。
10年前。
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now。
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(nowと言ってもこの写真は少し前かな)

10年前に鉄工所で拾って以来いつも私のそばにいてくれるいりこ。
身内だろうが友達だろうが容赦なく我が家に来た人を侵入者としていつも厳しく受け入れ拒否をしてくれるいりこ。
最初は突然キレたり暴れたりするスイッチが分からず毎日手も足も顔も引っ掻きキズだらけにしてくれたいりこ。
シスターのグループラインで姉の飼っている猫は可愛いと言われるのにいりこの写真は誰も要求してくれないしもちろん可愛いと言ってくれる人もいない珍しい猫のいりこ。
拾った当時、キレたり暴れたりすることを獣医さんに相談したら去勢したら落ち着くと言われ安心したのに直らず、2,3歳になったら落ち着くと言われホッとしていたのに直らず、最終的にこの子は何かしらの精神的障害があるっぽいねといわれたいりこ。
でも私の育て方がいけないのかと思っていたからなんとなく安心したかな。

それでも常に私を必要としてくれて家にいる時はトイレ、お風呂(入口)、ご飯食べている時、寝るとき、いつもチョコンと視界にはいっているいりこ。
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特に私のふっくらボディの上が大好き。

島に来てすぐに慣れない環境や生活に頭がおかしくなりそうだった上に前猫をお風呂で溺死させ正式に頭がおかしくなった私をあっという間に治してくれたいりこ。
今思い出しても当時なぜその生活から離れるという選択をとらなかったのか不思議です。
でもそのおかげでいりこにも出会えたのか。

ちょうど10年前に私の生き方がガラリと変わりました。
ちょっとやそっとでめげない図太い根性を持てたのもいりこのおかげ。

もちろん前猫が教えてくれた教訓は今でも忘れません。
自分のせいで溺死させてしまったことは自分がいけないのに今でも後悔してます。
生まれて多分一か月、うちに来て約一か月、多分2か月しかこの世にいられなかった前猫の分もいりこが全うしてほしいです。
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前猫の写真ってあまり載せたことがなかったかもしれません。


人間同じ相手に対して大好きという感情は段々薄れてしまうのかと思っていました。
でも大きくなっても、力が強くて噛まれた時手首の神経が破壊されても、寝てるとき顔面噛まれても、どんな事されても、好きは変わらないし飽きないしもっと増していくんですね。
顔に愛嬌があるわけでもないし、けしてよい子でもないけどそばにいてくれるだけでいい。

今は亡きいりこの母ちゃんと父である通称会長、いりこを私に託してくれてありがとう。
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(左がいりこでもモドキでもなく父親の会長。右が母親のよごれみそ)
彼らの子はみんな野良だから今生きている子はほぼいないと思います。
いりことついでにモドキくらいかな。
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彼も野良で一歳の時はワイルドだったのに
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今や室内で悠々自適生活。


本当はこの年を迎えられたことはとてもうれしいけど少しずつ寿命に近づいているという寂しさも同時に感じています。
健康に過ごして欲しいのに偏食で最近なんか腎臓や下部尿時ケア用の大袋の餌を買う度に余らせてスタッフや知り合いに残りを消化してもらってます。
缶詰もパウチも興味ないし、中毒的に猫がみんな大好きなちゅ~るも関心ない。
未だに気に入ったご飯を日々探しています。
長生きしてほしいです。

こんなに小さかったのに
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こんなに子猫だったのに
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スクスクと育ってくれました。
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実は今日はたまたまですよ。
休みなんです。
買い出しも昨日仕事後行ってきました。
なのでいりことこの10年間をしみじみと浸りながら過ごそうと思います。


皆様長いお付き合いありがとうございました。
誰も興味を持ってくれないからこんな時ブログっていいですね。
強制的に共有できますから。

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