なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

クラゲの研究

9月末に引き続き、高知で研究員をしている大学時代の同期が来てくれました。

学生時代はただの同期だったくせに気づけば友人は博士になっていました。

博士ですよ。博士。
ドクターというやつです。

いつの間にかクラゲを極めすぎていたようです。

以前、私たちの仕事はお遊び程度、と言われたことがあります。
でも、その友人は「例えお遊びだったとしても、それを極めることは大変であると。プロのスポーツ選手だってそう」
と教えてくれました。
やはり、博士の言うことは薄っぺらい内容ではなく、ずっしり重みがあります。

私は今クラゲを少しかじっていますが、その話を聞いてグッとやる気が湧きました。

それに今回は大学時代の先生より屈折計というデータをとるにあたって重要な道具をプレゼントしてもらいました。
さらに博士からプランクトンネットもいただきました。
研究研究言うことはいくらでも出来ますが、実際やることは大変です。
もちろんお金もかかります。
周囲の力あってこそできることなんだと改めて感じました。

とりあえず協力して下さった方々に「ようやった」とお褒めの言葉をいただけるよう、頑張りたいと思います。





早速サンプリングについて。

私のおすすめ採集ポイントを案内しながらT博士の指導の下、作業は行います。

基礎データとして水温、塩分濃度を測定。
プランクトンネット採集。
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(ヒモで遊んでるわけではありません。水中にネットがいます)
金魚網で適当に採集。
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(棒で遊んでるわけではありません。先端に金魚網をつけてクラゲを優しく採ります)

目視で採集。
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(物干し竿で遊んでるわけではありません。先端にひしゃくを付けて一個体ずつ慎重にクラゲを採ります)

採集したものをバケツの中に入れ確認。
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いくら昨晩飲みすぎたとはいえ吐いているのではありません。
透明な生き物であるため探すのが大変です。
覗き込んで探します。
この作業を各定点でやります。

一応どの作業も真剣です。
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その後、金魚網で適当に採取したサンプルと目視で採取したクラゲは全て持ち帰り、ソーティングします。
(プランクトンネットで採集したものはホルマリンで固定し博士が持ち帰りました。)
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大量にいるプランクトンの中から顕微鏡でクラゲのみ抽出します。
この作業が大変なのですが、今回は博士が全てやってくれました。


今回、天気はいまいちでしたが、沢山のクラゲがとれました。
ある地点では20種類ものクラゲが確認出来ました。

そもそも22日の夜、フェリーで来た友人。
23日にみっちりサンプリングに行き、24日は水族館業務もあったので出来る限りのサンプリングをし、25日の朝帰る予定でした。
ただ、25日は私も休みだったので、収穫の多かった地点にだけもう一度行き、昼のフェリーで帰ることにしました。
本来は休日なので時間を気にすることなく作業ができます。
集中すること約2時間。気付けばかなりの時間が過ぎていました。
一応急げば間に合う時間でしたが、結局夜のフェリーで帰ることにしました。

クラゲと毎日暮らしている博士ですら充実したクラゲライフがおくれたそうで、私もとても楽しく勉強になった数日間でした。
最終的にはめちゃめちゃ疲れたけど、それ以上に収穫があってよかったです。

いろいろ教えてくれてありがとう。
一人だと心細いけど、誰かと一緒に出来るのはとても力強いです。


もう少しでいりことの運命の出会い記念日です。
毎年首輪をリニューアルしています。
今回は去年に引き続き祖母に作ってもらいました。
ちょっとはやいけど、待ちきれないので早速。
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どうでしょう?
爽やかになったことないです?

ちなみにホタコ用も含めこんなに沢山作ってくれました。
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