なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

カサゴ放流

去年に引き続き中間育成というものをやることになりました。
今回は私たち飼育員が餌やメンテナンスをやるそうです。

5月1日、予定の1時間前に大きなトラックが現れました。
みなさん興味深々。
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カサゴ5000匹の登場です。
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この日から20~30日間私たちと仲良くやっていきます。
去年は自分がやったわけではないけど、途中から病気が発生して急遽急いで放流することになりました。

今年こそは出来る限りいい状態でお別れしよう!と内心思っていました。

しかし、きて3日後あたりから様子が・・・
見た感じは特に異常は見られず、体にキズなどもありません。

ポツポツと小さな命が終わっていくのが目に見えて分かりました。
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もう対処できなかったので、専門の方にはるばる来てもらいました。

結果、原因不明。
水質OK。状態OK.キズなし。細菌の病気見られず。
一概にこれとはいえるものはないと。
ましてはいくら専門といえど状況が違うため例がなくなんともいえないそうです。

とりあえず結論や原因を決めつける人もいるけれど、やはりやっている人は違います。
教えてくれている一言一言がかっこよかったです。

応急処置として淡水浴をすることになりました。

効果があったのかそこから少しずつ落ち着いてきました。

そして27日の職場体験で高校生も来てくれていた日に放流することになりました。
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今までの苦労があっという間に流れていきました。
30分ほどでみんな海に行ってしまいました。

これから大人になるまではもっと時間が掛かるとは思うけど釣られないよう頑張って欲しいです。

今回改めて飼育の難しさを実感しました。
普段から生き物を扱っていますが全く違います。
一時はこのままみんな死んでしまうのではないかと不安になりましたがこの短期間でどんどん大きくなっていく彼らがたくましく見え私たちもしっかりしなくちゃとお尻を叩かれました。


少し居残りしてもらったので、今度地元保育園の遠足が来たらみんなにも放流体験してもらおうと思っています。

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