なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

別れの日

先日の地元新聞に子供が投函したコラムでツバメについて書かれていました。
私より一回りも若いのにとても解りやすく簡潔で発想も豊でうらやましくなりました。

見習ったつもりで以前のツバメネタ経過報告。
お隣のツバメさんはあれから日に日にイケメンになっていきました。
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右の方頭が(笑)

ついに22日の仕事後写真を撮りに行くと空っぽになっていました。
あっという間でさよならのあいさつもできませんでした。
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飛び立つ前夜5月21日。

お隣宅のツバメは旅経ってしまいましたが、今度は野営場のツバメハウスです。
彼らも少しずつ成長して行きました。
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(5月16日)
この日、私が観察に行くと一匹だけ地面に落下していました。
なんとか生きてはいましたが、そのままにすべきか悩みました。
しかし私は可能性を信じてハウスに戻すという結論を出しました。
人間のにおいはダメだと聞いたことがあるので、草がついた汚い軍手をはめて、さらに触る前に地面に手を擦り付けてツバメさんを戻しました。
夕方確認しに行くと幸いにも六匹みんなが顔を出していたのでホッとしました。

そして更にしばらく観察して
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我が家のお隣で旅たちがあった頃。

その二日後には
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同じように彼らの頭も一部を残しオシャレに。

そして私が休日だった日いつの間しか旅経っていました。
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野営場もお別れのあいさつが出来ませんでした。

あいさつが出来ないとどうもすっきりしませんが、きっと水族館周辺を飛んでいるのは彼らなんだろうと思うと手を振ってくれてるみたいでうれしくなりました。

そしてもう1つのお別れ。
以前忙しい理由としてもあげましたが、イモムシについてです。
それは少し前のこと。
乙女なUさんが作業場に1輪のバラを飾りました。
しかしなぜだかその周辺には黒い小さな固まりが転がってました。ネズミがいるのかな?なんておもっていましたが、よく見るとバラの中心部に影が。
ピンセットで引っ張ってみたら、イモムシ君が現れました。
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これは、そのままにしとかねければいけなかったのだろうかと思い戻したりしてみたけどダメでした。
タッパーにバラの花びらを入れてしばらく様子をみることにしました。
しかし、数日後動かなくなってしまいました。死んでしまったのか、と思いながらもしかしたらもしかしたら蛹になるのかも、と思い数時間そのままにしました。
すると、3分の1くらいのイモムシが現れたのです。
???生まれ変わり?
更に数時間後
????????小豆になった。
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もうタッパーの中で起きていることが訳が分かりませんでした。

母に電話でその話をすると、「コマユバチ」という生き物ではないかと言われました。
そして母にとって岩手にいるイモムシ先生が書いたおすすめの本があるから送ってあげると言われました。
後日その届いた本を読んでみました。

コマユバチはイモムシに卵を産み付けて体内で成長し、ようがなくなると出てくるそうです。
そして繭を作って蛹になるそうです。

うちの子は繭がない・・・
今度は母に小豆ちゃんの写真を添付してメールを送りました。
「写真からすると、小豆ちゃんの色からしてハチではなくハエっぽい。よくチョウチョの幼虫を育てたつもりがハエ育ててたって話をよく聞く」
と返信がきました。

!!!
私はハエを一生懸命育てていた!?

一応少しの可能性を期待してそのまま育てることにしました。
そして先日、
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(Uさんの手にピントが・・・)
まだ羽が完成してない立派なハエが誕生しました。
次の日にはちゃんと羽も生えました。

魚の飼育は下手なくせにハエの飼育は上手にできたようです。

例えハエだろうとやはり新しい生命は神秘的ですね。


先日いりことの運命の出会い4周年がありました。
盛大に祝おうかとも思いましたが、休日でもあったので極力一緒に過ごしました。
結果、彼は一日のほとんどを睡眠に費やしているということが分かりました。
寝た顔はもちろん
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怒った顔もたたずんだ姿も
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おっさんのような恰好さえも
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存在全てがかわいいのは4年たっても変わりません。

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