なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

お知らせ

突然ですが、1月28日昼頃に、なぎさ水族館の№1アイドルコブ平くんが亡くなりました。

実は昨日から再びエサを食べなくなりました。
最近よく体調を崩すのでそんなに珍しくないことです。

あまり深く考えてなかったのですが、今日の昼ごろ様子がかわりました。
これまで暑い時期、寒い時期、それぞれに体調を崩していましたが、今まで一度もダメかもなんて思ったことありませんでした。
前回も不安はありましたが、私の中では絶対治ると思っていました。
しかし今回は何か違いました。
初めて「ダメかも」と思いました。

横になっていたこぶ平をすぐに移動させましたが、少しずつ色が変わっていくのが分かりました。

私がなぎさにきた時から、水族館で一番大きな水槽にドシンと身構えていたこぶ平。
魚に興味がなかった私はこぶ平の存在感に衝撃でした。

小さい子をよく驚かせ、泣かせてしまったこぶ平。
お年寄りを興奮させたこぶ平。
誰からも存在感満点だったこぶ平。
お客さんがいる時はお客さんを喜ばせてくれて、誰もいない時はよく話しかけたなぁ。。
途中水槽をグルっと一周する姿が忘れられません。

エサを食べる時急に水槽を泳ぎ回るから一緒にいたイサキのほとんどが目にケガをしてしまったけど。

こぶ平がいない水槽はなんともいえない気持ちです。
いつもみたいに隅っこにいるんじゃないかな、なんて探しちゃいます。

ただ、最期は苦しそうでもなくゆっくりと息を引き取りました。
そして看取ることが出来たということが唯一の幸いです。

こぶ平には、羨ましいくらい沢山のファンがいました。
三年くらい前に来館者に名前を考えてもらい、そこから「こぶ平」という名前がつきました。
それまでは水族館の生き物の中の一匹でしたが一気に人気No.1になりました。
体調を崩した時も心配の電話がきたり、見に来てくれたり。。
多分魚なのに名前があって、アイドルなんて存在他にいないんじゃないかなぁ。

今私の中では、水族館にこぶ平の木を植えようかな、と思っています。
何となく梅の木。

少し寂しくなってしまった水族館ですが、みなさんが遊びに来て賑やかにして下さい。
お待ちしています。

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