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なぎさの飼育員日記

瀬戸内海にある島の日本一?小さい水族館の飼育員日記

採集

新年になってもう20日以上も過ぎてしまいました。
この前太りすぎと乾燥なのか肩と横腹に肉割れができました。

さらに足の太ももの付け根というのでしょうか、股下というのでしょうか、がとてもかゆくなりました。
これも乾燥かと思いそおっとボディクリームを塗ってあげました。
それなのに全然よくならなくて改めて見てみたら太もも全体が真っ赤なブツブツになってました。
もしかして乾燥ではなく何かにかぶれたのか?
慌ててムヒを塗ってあげました。

と思ってたらこんな生き物が部屋にいました。
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ツチハンミョウ。

今年はお肌を労わってあげる1年にしようと思います。

本題。
先日母と初詣に行った際に近くで寄った海にカミクラゲがいました。
その日は採集道具を持参していなかったので後日改めて出動しました。
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旅のお供を誘って。
この日は半日仕事して午後休みをもらいました。
なので陸奥子も一緒に行きました。

片道3時間。
目的地に着いて海を覗くともちろん沢山いました。
早速採集開始です。

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カミクラゲは目を凝らさなくても簡単に見つけられます。
1時間くらいでバケツ3個分採集できました。

その他にシミコクラゲといってクラゲから小さいクラゲが出てくるヤツも結構とれました。
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分かりにくいですね。
あとなんとなんとミズクラゲのエフィラが沢山いました。
島だと野生の目視で見つけられるミズクラゲのエフィラってほとんどいません。
1年で2回くらい出会えればいいほうです。
普段飼育しているのはみななぎさで繁殖させて生まれさせた完全人工飼育の子たちです。
こんな普通にエフィラが海にいるのは初めてでした。

満足で終了しました。
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帰る前にお供してくれた陸奥子と近くの道の駅を散策して帰りました。

昼から出発して3時間かけて現地に向かい、1時間くらい採集してまた3時間かけて帰る、クラゲがいたので家ではなくてそのまま水族館に行ったのですが到着はすでに夜でした。

次の日さっそく展示しました。
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カミクラゲは大学時代住んでいた所にもいましたが大きさが全然違います。
正直こっちのカミクラゲの方が小さくて傘が丸くてカワイイです。
1㎝以下のとっても小さいのもいました。

現在は水槽に沢山いて大満足ですがまだしばらく海にいそうならばまた行きたいと思っています。


話しは変わりますが私が人生で初めてペットとして迎えた(2代目)イモリ♀が数日前死んでしまいました。
実家を出て初めての家族であり私の人生の半分以上を一緒に過ごしてきました。
イモリとの出会いは学生時代にアパートの上に住んでいた1つ先輩の家でした。
熱帯魚を飼っていてその水槽の中に混じっていたのがアカハライモリでした。
水中をパタパタさせながら泳ぐ姿は可愛すぎて衝撃でした。
その後何度かイモリを見にお邪魔していたらその先輩から「持ってっていいよ」と言われました。
その場にいた友人と分けてうちにイモリがやってきました。
確か当時のイモリは脱走してお亡くなりになってしまいました。
メソメソしながらアパートの前に埋めた記憶があります。
(本来両生類は病気かなにかのため埋めるのはダメです)
でもやっぱりまたイモリと生活したかったので先輩にどこで捕まえてきたのか教えてもらい、再び友人とイモリ捕獲大作戦を行いました。

大学があった岩手県大船渡市三陸町から少し先へ行った吉浜という地区。
アワビが有名で吉浜と書いて「きっぴん」と読み吉浜アワビがブランドでした。
震災で被害があったので多分当時イモリがいた田んぼはもうないと思います。
今思えばとても貴重な存在でした。
大学から就職で島に引っ越す時も車とフェリーを共にしてきました。
島に来てしばらくしたらいりこが家族に増えましたが当時子猫でやんちゃだったいりこがイモリにちょっかいをかけてまた脱走した時がありました。
それ以来イモリは我が家のトイレに移動し私がノロで悶絶している日も、お腹を壊してトイレが居住空間になっている時もそばで見守ってくれてました。
それなのにトイレに行ったら裏返った状態で死んでしまっていてとてもショックでした。
でもまだ♂が一匹残っているし当たり前に17年も一緒に過ごしてくれたので悲しみよりもありがとうの気持ちでいっぱいです。
残された♂はつい最近まで♀にシッポフリフリの求愛行動をしていたのできっと寂しいと思います。
早く立ち直ってくれればよいのですがそれまでは心のケアをして見守ろうと思います。
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寒いのかと思って♀が亡くなった直後、一時的に部屋にイモリ♂を連れてきました。
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結局新たに危険生物がいたので諦めてトイレに戻しました。

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ナマコとクラゲを求めて

あっという間に3月も残り半分になりました。
今年度がもう終わってしまいます。

12月のクリスマスや年末、1月の新年のお正月、2月の誕生日が過ぎてあとは別れの季節と花粉の季節、そしてすぐに暑い夏がやってくると思うとなんとなくしょんぼりします。
この前の11日は東日本大震災から12年でした。
2011年の3月末には私の大学の先輩であり初私の部下になる人が来る予定でした。
当時まだ陸前高田の博物館で働きながらも忙しいのになぎさの企画展についていろいろアドバイスや連絡をしてくれてました。
最終的には「まあ、もう少しでそっち行くから詳細はその時で」ってのが電話の流れでした。
まさか津波が来るなんて思わなかったです。

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あの日も島はこんな感じで晴れた日でした。
気づけば1歳年上だったはずなのに先輩より10歳も年上になってしまいました。
Uさんと水族館の前の海で線香とお花を添えて手を合わせました。
毎回先輩と一緒になぎさで奮闘していたら今頃どうなっていたか、どっちかのメンタルが負けていないか、喧嘩してないか、今のなぎさを見てくれているのか、応援してくれてるのか、ダメだろと笑っているのか、褒めてくれたりしてくれてるのか、いろんな思いを問いかけています。

夜はいただいたナマコといただいたアジと先輩が唯一飲んでいたお酒で献杯しました。
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すごい夕飯。


本題。
この前白いナマコを求めて島を離れ100キロの旅に行ってきました。
朝出勤して開館作業も途中で出発。
昼前に目的地へ到着。
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お腹部分が少しグレーがかった腹黒白ナマコです。
でもれっきとした白いマナマコです。
事前に連絡をいただいたのですがこっちの勝手な都合で一週間ほど預かってもらってました。
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すでに3匹の仲間がいたので4匹目になりました。
(現在はさらに増えて5匹になりました)
こんなに沢山白いマナマコを展示している水族館はあるのか??

ありがとうございます。

そして、せっかく遠出したのですから海も見ますよ。
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カミクラゲ。
島ではたんまにとれるくらいですが事前情報でここにはいるんじゃないかと思ったんです。
バケツも多めに持ってきました。
カミクラゲの他にもドフラインクラゲ、ミズクラゲのエフィラ、シミコクラゲもとれました。
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たまたまその日は私の誕生日だったのですがサイコーの誕生日、サイコーのプレゼントになりました。

ついでに帰り途中に別の漁港にも寄ってみました。
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「サルシアおるやんけ!」
と一人騒いでしまいました。
サルシアクラゲは大学時代は水槽室内で勝手に沸くくらいいましたが島ではほぼ見られません。
ナギサルシアと呼んでるそっくりさんはいますがサルシアクラゲは過去に2回くらいしか出会ってません。
2つの漁港で満杯のクラゲを採集し大満足で水族館に戻りました。

おまけなんですが、追加で欲しくなって次の休みの日に改めて同じ海へ行きました。
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ちょっと毛深いけどかわいい女の子と一緒に。

歌いながらご機嫌で向かい、到着。
海の方へ行こうとしたら・・・
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え???
こんな日に限って工事やないかい!!!
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彼女と周辺を散歩して帰りました。
途中休憩も入れたけど往復5時間。
素敵なドライブでした。

現在サルシアクラゲとシミコクラゲは場所がなくて餌用になりましたがドフラインとカミクラゲは展示してます。

3月11日、休みだった私は手を合わせに陸奥子となぎさまで行きました。
時間になるまで散歩してたのですが
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彼女は海開きでした。
水温は13℃なり。


誕生日にマヌルが来ました。
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最近の周防大島の海

先日、恐怖の体重計に乗ろうとしたら電池が切れていてこれは知らない方がいいのだろうと思い再び放置しました。
その後少し後にUさんが帰省した分陸奥子の散歩を任されていたので沢山運動したと思って自信満々に電池を新調し体重計に乗りました。
そしたら人生最大体重のギリセーフくらいでした。
目ん玉が落ちるかと思うくらいたまげました。
確かに最近は屈んだ際にお腹の肉が挟まってるのが当たり前になってたし同じく顎もあたりまえのように首と繋がってて顎が行方不明になってたし仕事中のズボンはついにスウェットになってたのでなんとなくは自覚してたけど改めて数字を見た際は衝撃でした。
もう少し、いやもうだいぶ減量しなきゃと思ったこの頃です。
と言ってもバレンタインに私の片手で余裕で収まる数少ないお友達から荷物が届きました。
ガトーショコラ。
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チョコだけど溶けてなくなることなく私の口とお腹に長居してくれるのが大好きです。
昔より多分好きになってるらしくケーキの中でも上位です。
それをお友達が作って送ってくれました。
妹からも誕生日プレゼントと合わせて荷物が届いたんですがその中に手作りクッキーが入ってました。
これも私の大好物です。
砂糖と粉とチョコチップが同等入ってるやつです。
これ食べたらストレスがバカらしくなるくらい幸せになります。

さらに陸奥子がメインのファンさんだけどもちろん我々飼育員のことも応援してくれてて愛想の悪い猫組も応援してくれる方からもチョコ(人間用)&クッキー(犬用)&おやつ(猫用)をいただきました。
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朝ごはんを食べたのにいただいたおやつを求めるいりこ。
餌の容器を全部ひっくり返して気を引こうとします。

そしてこの前帰省していたUさんからおせんべいのお土産をいただきました。
目の前においしい食べ物が沢山ありすぎて太りすぎるのはなぜいけないかと理解できなくなってきました。
我が家のお菓子ボックスが満タンなのを見るだけで心が満たされます。

本題。
今月は一か月が少ないのに代休は余っててせっかくなら消化したいし、だけどやることはあるし、海行けばいろんな生き物いるし充実してました。
海行けばめちゃくちゃクラゲがいるんですよ。
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ウリクラゲ。

カンパナウリクラゲ。
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ちなみにカンパナウリとウリの違いイマージは簡単に
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こんな感じ。

その他チョウクラゲやカラカサクラゲ。
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これらは当たり前。

ヤジロベエクラゲも最近多いかも。
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あと
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カタアシクラゲモドキに

カミクラゲ。
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こちら日本各地で出現しますがなぎさ周辺だとあまり出会えません。
でもいたら小さくてカワイイことが多いです。

ドブラインクラゲも。
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こちらも大学時代はよく見てましたが島に来てからは数回ほどしか現れてくれてません。

あと今度調べてもらう予定ですがカザリクラゲでもツリアイでもない変なクラゲ。
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ちなみにこれらはなんかヘタな写真だと思ったかもしれませんが珍しくUさんではなく私が撮ったからです。
その他コモチカタアシクラゲ、イトマキコモチクラゲ、フサウミコップ、スギウラヤクチクラゲ、オベリアクラゲ、オワンクラゲ、などなど小さいクラゲも沢山出てましたが私が撮れたのはここが限界でした。
彼らも珍しいわけではなく結構この時期沢山います。

実際は現在展示中のクラゲも充実していてあまり必要ないのですが珍しいクラゲが出たりクラゲだけでなくレプトケファルス幼生やチビタチウオなどの魚類も見られたりするので行かなければならない衝動に駆られます。

なぎさあたりは春になると海の生き物が沢山出てきます。
まだしばらくは寒い季節だと思いますが春が近づいてきてる予感です。


昼間は玄関、夜私が起きてるときは私の上、寝る時は腕の中、と冬眠中のいりこさんとは違って
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いただいたトンネルで遊んだり、時に掃除機にビビって固まったり、
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少しだけ活動時間が長いホタコさんです。

でも最終的にはいりこの側で一緒に寝ています。
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寒波だろうが雨だろうがお散歩は大好きなくせに自分の行きたい方向と違う方へ向かうと突然立ち止まり
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食パンになったり

座り込んだり
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ついには寝転んだり
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わがままガールな陸奥子です。



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島のタコクラゲ

少し前に腰がいかれてしまいました。
昼頃に違和感があって夕方には仕事していたらしんどくなってきました。
次の日には歩くことも辛くてついに翌日の休みに島の病院に行ってきました。

肛門が専門ですがなんでも見てくれる病院で昔ノロになった時もお世話になりました。
診察結果は脊椎のなんちゃら症らしくお年寄りに多いそうです。
お医者さんも気を使ってくれてお仕事頑張りすぎたりするとこうなるよ、とフォローしてくれました。
同じく知り合いも同じ症状になったらしいのですがその方は運動不足と言われたそうです。
私は働きすぎと言われました。
重いものとかを持つとそうなるそうです。
しばらくは10キロ以上の物は持っちゃいけないそうです。
陸奥子の抱っこは禁止になりました。
いりこの抱っこはギリOKです。

靴下を履く時やお風呂から出て服を着る際は転げて一人悲鳴をあげています。
しばらくはコルセットと薬の毎日です。

本題。
すごい出会いをしてしまいました。
初めてみました。
フェイスブックでも書きましたが、島でタコクラゲを見つけちゃいました。
その日はUさん不在のため私が朝から陸奥子のお散歩に行きました。

出勤前なので時間も限られているから海で泳ぎだしたら大変です。
そそくさと海周辺を通り過ぎようとしたのですが安定のストライキが始まります。
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別の日ですがこんな感じで座りこみます。
いつもなら抱えて退散することが出来ますが現在ポンコツな腰のせいでそれもできません。
砂浜じゃなくてせめて湾内を周って海を覗くくらいにしてくれよ、と湾内コースに行きました。

一緒に海を眺めながら歩いていると
「ん???」
「ん!!!」
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「タコクラゲやん!おるんや!!」

テンションが上がりすぎて島にいないUさんにまでラインしました。
そしたら「とろうぜ!」と返信がきました。
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その時はすでに沖の方へ移動していたので諦めて散歩してましたがUターンしてもう一度探してみたらなんとまあ近寄ってきてるではないか。
これは捕獲せねばと思いましたが散歩中なのでひしゃくもバケツもありません。
あるのはウンコを入れるようのビニールと陸奥子のおやつだけ。

とりあえず転がっていた流木を持ってきて近づけて地面に寝そべって傘の部分を捕まえて陸まで捕獲。
今度はウンコ袋に海水を入れる作業ですが潮がひいていてなかなか届きません。
その間陸奥子は海に飛び込もうとしていてそれまた抑えるのが大変でした。
なんとか30mlくらいの海水を入れることができたので陸で打ちひしがれたままのタコクラゲをビニールへ。
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こんなことしてたら予定よりだいぶ遅くなってしまったのと生かした状態でクラゲを水族館に持っていきたかったので急いで陸奥子をUさん宅へ帰宅させ私は水族館へ向かいました。

足の部分が少しダメになってしまったみたいですがなんとか生きてくれました。
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初周防大島産タコクラゲです。

タコクラゲは白っぽかったり青だったり褐色だったりします。
周防大島産はデッカくて褐色タイプでした。

ちなみに島の反対側の山口市や平生町などは一応確認されています。
私たちも夏になると探しに行ってます。
もしかしたら島をグルッと回って私に会いに来てくれてのかもしれません。


一瞬にして目が覚めた日でした。

朝晩ひんやり季節になりました。
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目覚めると彼の大きくて白黒の後ろ姿にゴシゴシと目ヤニとよだれをこすり付けながらウトウトする時間がとても幸せです。


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博士来た!

これまた数年ぶりに博士が島に来てくれました。
なぎさから新属新種の生き物を誕生させてくれた大学の同期であり今やクラゲ界ではだれもが知っている博士です。

最近は新種になったシトウズクラゲの出没にあわせての来島だったので春先が多かったのですが今回はスケジュールの都合上初梅雨シーズンに来てくれました。
当初は雨の予報だったので不安でしかなかったですが本当に運よくその時だけ晴れてくれました。
まじでうちらの日ごろの行いじゃね?と2人で話しました。
ちなみに現在本州の一番上まで行っているUさんですが天気予報はほぼ雨マークです。
完全に日ごろの行いですね。

まずはなぎさに来て一番最初にやったのはフクロウニの毒のチェック。
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数日前に受付スタッフがフクロウニの解説文を書いてくれました。
その時に痛いんですか?と質問されたのですが図鑑やネットだと痛いと書いてあるけど実際は分かりません。
今までいろんなクラゲに刺されてきて毒通の博士が確かめてくれました。
結果は刺された瞬間飛んでました。
一瞬バチっと痛みがきたそうです。
クラゲや魚の毒よりハチに近い、とのことでした。

そして早速海へ。
ちょうど月一サンプの予定だったので4か所の海をサンプリングしました。
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戻ったらソーティング開始。
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種類ごとに分けます。
これをやっているとこれだけで本当に一日が終わります。

次の日。
前日4か所周った結果一番多くクラゲがいた場所へ絞って出発。
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この日は取材もありました。
詳細はまた後日。



戻ったらまたソーティング。
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これなぜ外でやっているのかと言いますと、明かりが必要なのとなぎさは狭くて広げて作業が出来ないので水族館裏の蚊が沢山来るところで行っていました。

博士はちゃんと顕微鏡で確認もします。
そして取材の方にもちゃんと説明します。
(写真はカメラさんたちの顔がすごい写っちゃってるのでやめときます)
私はなんとなくでだいたいクラゲの種を決めます。
だから説明もできません。
こういう所で知識と技術の差が出来るんだろうなと思いました。

三日目の帰る日。
また同じ海へ行き、前日採れた種類で気になったクラゲを再度目指して出発。
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種数も潮の流れも1日目2日目と全然違いました。
2日目の一番じっくり採集した日は約20種類のクラゲが確認されましたが3日目は探さないと分からないくらい静かな海でした。

戻ってからはこれまたソーティング。
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ちなみにUさんは私たちが海に行っている間、気になった種類のクラゲを記録用に撮影してくれてます。
ポイントポイントにピントがあっているかなど「こんな感じでいいのか?」と確認中。

採集はお留守番ですが一応Uさんも頑張ってくれてるんです。
クラゲの写真って透明だし微妙に動いたり、沈んで動かなかったりとすごく撮るのが難しいんです。
なぎさでは全部Uさんがやってくれてます。

こんな感じで丸3日間海行ってクラゲとって戻って種類ごとに分けて名前調べて・・・
と単純だけど体力はめちゃくちゃ消耗するスケジュールでした。

でも今回も分からないのを教えてもらったり、見分け方を伝授してくれたり、間違っていたのを気づかせてくれたり、そして博士も気になるクラゲは持ち帰ってDNAを調べてくれることになったり、と私もクラゲ界も進化の道へ進めてくれました。

ちなみに現在なぎさで展示しているクラゲも本来の種類とは微妙に違う所があるんですよ。
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なのでこれも調べてくれるそうです。
数個体の彼らはDNAなどを調べるために一躍買ってくれることでしょう。

今回3日間でしたが普段と違って時間に限りなく好きなだけ採集させてもらいました。
いつもは館内作業もあるので長くて1時間くらいです。
今回は1時間以上採集させてもらって満足するくらいクラゲを見つけられました。
さらに分からないクラゲがいたらすぐに教えてくれる人が側にいてくれてとても楽しく有意義な時間でした。
こんなことなかなかないことです。

来てくれた博士、そして数日間館内業務を全部やってくれていたUさん、ありがとうございます。
私は海をプラプラしていただけですが博士が持ち帰ってくれたクラゲの名前が分かったらちゃんと頭に入れようと思います。

クラゲも知識も沢山収穫があった3日間でした。
このようなことがいつまで一緒に出来るか分からないので貴重なひと時でした。



散歩の時に海へ行き、彼女は満足することはあるのだろうか。
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毎回「まだ帰りたくない」のポーズ。

ついでに散歩も足りないと玄関に入ることを拒みます。
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短い足で一生懸命突っ張ります。

現在家主不在のため我が家にお泊りしているホタコさんも元気です。
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しま子ちゃんという猫をかっているご近所さんがくれたトンネルがマイブームらしいです。

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